「第3の歯」インプラント治療

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インプラント治療ができないケース03

たばこ


もう1つの難敵であるたばこですが、すでに多くの害が実証され

ているにもかかわらず、文化として根づいているだけになかなかの

難敵です。喉や肺への障害はすでにご存知でしょうが、たばこの煙

は一番最初に歯肉に当たりますので、そこでの障害も大きなものに

なります。

たばこの煙にはニコチン・タール・一酸化炭素・アンモニア他100種類

以上の有害物質が含まれます。

それぞれが強力な毒性を発揮し、たばこ1本に対し体はビタミンC

25mgを消費するといわれます。

これは全身の老化を速めているのと同じです.、たばこは体全体に

免疫力の低下を引き起こすので、歯肉と骨にも影響が出ます。

また歯肉の毛細血管を収縮させるので血の流れが悪くなり、酸素や

栄養・免疫の供給が大きく減少します。

そこに歯周病があると骨と歯肉の破壊は急激に加速します。

ところが困ったことに、たばこに攻撃されている歯肉は一見、炎症がお

きていないように見えます。

歯肉の血流量が少なすぎ、本来防御反応として正常におきるべき

炎症すらまともにおきないようです。

喫煙者の歯周ポケットを測ると、外見は正常な歯肉に見えたのに

驚くほど深いことがあります。

しかしよく見ると歯肉は何か張りがなく、のっぺりとした弱々しい

表面をしていることがわかります。

このような歯肉に囲まれている歯やインプラントの内部では、骨

も大きく破壊されていることが多いものです。

また治療を続けてもなかなか良い反応が現れません。

血流や免疫が低下していれば当然です。

歯周ポケットにやっとたどり着いたわずかな白血球も、たばこの害

を片付けるのが精いっぱいで、歯周病原菌と闘う余裕もありません。

当然、喫煙者のインプラント治療の成功率は下がります。

たばこ・歯周病・糖尿病の3者が重なっている人は珍しくあり

ません。

たばこと糖尿病はメタボリックシンドロームに絡んでもクローズァップ

されていますが、インプラント治療の可否にも大きく影響します。

3者のなかでたばこだけは、本人の意思のみで解決する事ができます。

禁煙すれば健康になり、お金は貯まり、皆から喜ばれます。

こんなに都合のいい話は他にはないのですが、前述でも述べたような

ことから、その解決は患者さんの勇気ある一歩に委ねられています。

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